トランスジェンダー女性が女子トイレに入ってきました、十数年前のことです。

前回のコラム)LGBT法は不要な法律の続き


浴場よりも厄介なのはトイレです。トイレは一日に何回も使います。職場や学校などいろいろな場所にたくさんありますので、トランスジェンダー女性(心が女性の男性をこう表現します)が女性用トイレを使用する可能性は浴場よりも高いはずです。トランスジェンダー用のトイレを設置すればいいではないかという人もいますが、トイレを新たに作るというのは大変なことで、スペースが必要ですしお金もかかります。十数年前になりますが、私は次のような経験をしました。札幌駅のトイレで手を洗っていた時に、たまたま私1人だったのですが、化粧をして女装した男性が「私は男ですが心は女なんです。このトイレ使ってもいいですか?」と言って入ってきました。びっくりして、とても恐ろしかったので、急いでトイレから出ました。心がどうであれ男性が女性トイレに入って来た時に恐ろしいと感じるのは私だけではなく、すべての女性の感覚でしょう。浴場や更衣室でも同じで、男性と同室になる感覚には恐怖感が伴います。このトイレ事件は私だけが経験した特殊な事例ではないはずです。トイレタイムは短いので、いちいち警察には通報しないのです。 LGBT法の交付で、このような事件が増えていくのではないかと思います。

 

トランスジェンダー女性が女子トイレを利用することに女性が嫌悪し恐怖を覚えるのは、「トランスジェンダーに対する女性の理解が足りない」からではありません。トイレの区別は泌尿器の形態の違いで分けられています。泌尿器が生殖器と近いあるいは同じなので、性別の問題として間違って扱われているのです。男性の尿の排泄の仕方は個室を必要とせず、簡単な仕切りで大丈夫ですが、女性の排泄は下着を下げなければできませんので、個室が必要になります。さらに女性には生理がありますので、尿の排泄ついでに生理用品の交換を行います。男性は一生行うことのない作業です。だから男女を別にするのです。男性の泌尿器を持っている人は男性トイレを使うべきです。心は関係ありません。本当に心が女性ならば、男性がトイレに入ってきたら女性が困ることを理解できるでしょう。女子トイレを使いたいという男性は心も男性なのです。

 

LGBT法が交付されたせいで、いろいろな場所でトランスジェンダー用のトイレを設置する動きがありますが、必要なのでしょうか?トランスジェンダー女性は男性の泌尿器で排泄しているので男子トイレを使い(個室があります)、体が女性のトランスジェンダー男性は、女子トイレは全部個室なのでそのまま女性トイレを使えば良いのです。男性で女子トイレを使うことができるのは性別適合手術を受けて性別変更した人だけです。トランスジェンダー女性が男子トイレを使用する場合、個室が少なくすぐに使えないことがあるという苦情がありますが、女子トイレは待ち時間が長いことが頻繁にあります。女性はトイレで時間がかかるので、トイレに長蛇の列ができることは珍しくありません。こういう主張をするトランスジェンダー女性は所詮男性なので、日常生活の様々な場面で女性の置かれている面倒な状況を全くわかっていないのだと思います。


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2024年01月02日